書きたいことが書けない

難しい法律があります!

医師免許を持っていない私の様な健康セラピストは、お客様にお話しをするときには誤解を招くような伝え方をしてはいけませんという法律があるのです。その法律を守ってお仕事をしないと場合によっては逮捕されることもあるんですよ…💦

特にホームページの記載内容には気をつかわなければなりません。

本当はもっともっと皆さんに分かり易い言葉で伝えたいことがたくさんあるのですが、「これは引っかかるね」とか「この記載文言はまずいね…」となるものがほとんど…。

ホームページには、本来サロンの特徴的な施術について書きたいことがたくさんあるんです。
しかし、その一つ一つが全て「薬機法」や「景品法」の対象になってしまい、掲載するのはやめた方が良いということになってしまいます。ホームページ作ったけど…いらなかったんじゃないの??と思うほどです。

そうなると、サロンをやっている私というセラピスト個人を信用していただくしかないんだと思うんですよね。

私を信用して下さる方は、私が選択した施術や取り扱っている商品を私という人間のフィルターが通っていることを信用して、自分の健康管理にそれらを組み入れてみようと判断してくださるのです。
改めて考えてみると、それでいいのかもしれませんね。私自身なぜ異業種からこの健康ビジネスに参入したかというと、決して将来性があるからとかそういう理由ではなく、自分自身の体調不良と家族の年齢を考え、何とか自分がこの分野の知識を身につけることで、これからの人生の貴重な時間を家族と笑って過ごせるんじゃないか!と考えたからなんです。

そして、私と家族は実際に笑顔を取り戻すことが出来ました!
その実体験をベースにして、私や家族とご縁のある方々に少しでも恩返ししたい。
何かお困りの方がいらっしゃればお役に立ちたい!と思うようになりました。そんな小さな思いの種からスタートしたのが、私のサロンCuRun(くるん)なのです。立地も決して良いとは言えませんが、札幌の隣町?である当別町まで私に会いに来てくださる方がいらっしゃればここにサロンを置く意味があると思っています。


私は、医者でも鍼灸師やマッサージ師でもないので、ホームーページなどで許されている表現は、「心地よい」とか「リラクゼーション」などふわ~ぁっとした表現しか許されておりません。本当は「腰に痛みがある方」や「膝が痛い」「歩くのがつらい」「〇〇と言われてしまった…」などのお悩みをお持ちの皆さまにCuRun(くるん)というサロンの存在をお届けしたいと思うのですが、それはなかなか叶いません。

どうぞその辺りの状況をご理解いただき、是非一度CuRun(くるん)ご連絡いただければと思います。

薬機法とは

さて、その難しい法律である「薬機法」皆さまはご存じでしたでしょうか?

正式名称は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」といいます。
 
以前は「薬事法」、それが2014年の法改正で名称が変更されました。「薬機法」とは、その名称のとおり医薬品や医療機器等の品質や有効性、安全性の確保について定めた法律なのですが、「薬機法」の最大の目的は「保健衛生」の向上であり、この「保健衛生」を簡単にいうと「人の健康を保つこと」を言います。

そのため、医薬品等についての品質や有効性、安全性の確保や危害発生や拡大の予防についての規制を行うものなのです。

法律ですから、簡単に理解するのは難しいかもしれません。しかし、自分たちが一体どの様な法律に守られて暮らしているのか、興味を持つことも大切ですよね。なんでも国任せ、他人任せが自分の人生の質を悪いものにしがちです。自分が何を良しとするのか、ちゃんと選択を間違えないためにも判断基準となる基本知識は自分で取りにいくしかないんですよ~。あの人が言っていたから…ではだめだということです。

たまにでも良いですから、国のホームページを見に行ってみてくださいね。
今回の「薬機法」は厚生労働省のホームページに沢山(本当にたくさん💦)の資料が掲載されていますが、いじわるの様にわかりずらいです!!

えっ!
エステや整体なども薬機法が関係あるの?!

先ほどもお話したように、私たちが携わっているヘルスケア市場、健康美容ビジネスであるエステや整体は、今後の成長が期待されている業界なのですが、販売している商品(施術含む)が「薬機法」に違反してしまうと「業務停止命令」はもちろんのこと、最悪の場合は「逮捕」もありえる難しい業界なのです。
その上もう一つ気をつけなければならない法律があります。それが「景品表示法」です。

景品表示法の内容は商品やサービスの品質や価格について
・実際よりも優れていると偽って宣伝したり、根拠がないにもかかわらずそのような効果が出ることを保証する宣伝はしてはいけないというものです。
当たり前といえば当たり前なんですけど、本当に効果があるものだとその効果をうたえないことはとてももどかしかったりします。

どの様なビジネスでも日々の売上を伸ばすために、自分たちが提供できる商品の強みをしっかりとアピールするのがとても重要でありますが、特に健康美容ビジネスは「薬機法」や「景品法」というものでそれがとても厳しく制限されています。

つまり、健康美容ビジネスで大きな成果を手にしたい場合は、法律に違反しない表現でどれだけ商品やサービスの魅力を語れるかがカギとなってくるのです。敵を知る(法律を知る)ことで商品を魅力的に伝える「表現力」を身に付けることが、必須であるあるということですね。

そのスキルを身に付けることが出来たら、あとは広告を打ったり、アフィリエイトを活用したり、当たり前の集客などのWebマーケティングに注力することが出来るようになります。

私も今そこを一生懸命に勉強しているのですが、とても難しいんです(-_-;)

結局は広告やホームページを見た人が、どの様に理解するかによって、あたかも法律に違反しているかのように指摘することが出来てしまうんですよね…。

明確に効果が分かる「ビフォーアフター」ならいいかな!と思ったのですが、これもまたダメ。
提供したサービスによって得られた効果であることを証明できない…から×なんだそうです。
なんと!Googleなどにお客様がご自身で記載して下さる「口コミ」でさえ×の場合があるそうです。
個人の感想なんだからいいじゃないの~と思うのは私だけでしょうかね…。そんなこと言うならTVショッピングでの表現はなんで許されてるんだろうと…とても不思議に感じます。

う~ん…なんだかグレーが渦巻いてる…ね。

特に人気サロンになると色々と大変らしいですよ。
私のサロンはまだまだヒヨッコなので、競合他社さんに目を付けられるなんてことはないので、そこまで気にすることもないのかもしれません(笑)。

でもね、私の中には確固たる信念があり、近い将来には「引っ張りだこのセラピストになる!!」という目標があるので、今からちゃんと法律を学んでおかなければならないと思っています。

人を騙すのはいつも人間で、そういう人たちがいなくならない限り、法律に助けられる方々がいらっしゃるのも理解できるので法律は必要だと思うのです。

ただ私はそういうものの存在に振り回される前に、自分の出来る施術を必要とする方に提供することで、ただ真っすぐに喜ばれることを一つ一つ丁寧に届けていきたいと思っています。

私たちCuRun(くるん)のスタッフは、嘘偽りなくご縁のある方を大切にしたお仕事をしていくことをお約束致します。

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